PEOPLE & JOB

INTERVIEW05

入社3年目から
客室のリーダーとして、
全国を駆け回る

客室乗務員
客室乗務部 客室乗務第七課

Torikura Yuki

2021年入社/国際航空ビジネス科卒

スカイマークが運航する航空機内にて、お客様の安全を守り、お客様に快適なフライトを提供していくのが客室乗務員の役割。保安業務から機内サービス業務まで、その仕事内容は多岐にわたっている。

Index

Talk01

「スカイマークを利用して良かった」。
そんなお客様の声がやりがい

私は幼い頃からエアラインの客室乗務員に憧れていました。その夢をかなえるために、客室乗務員を養成する航空専門学校に進学。就職活動にあたっては国内のエアライン各社にエントリーし、スカイマークもそのうちの一社でした。が、私が就活を始めて間もなくコロナ禍となり、多くの航空会社が募集を休止する事態に。そんななか、早期から採用活動を行っていたスカイマークからは幸運にも内定をいただき、念願の客室乗務員になることができました。

スカイマークの客室乗務員は、主要拠点である羽田空港と神戸空港に在籍しており、私は神戸空港に配属。2か月間の初期訓練を受けた後、客室乗務員としてデビューし、以来、お客様を安全かつ快適に目的地にまでお連れするために全国の空を飛び回っています。スカイマークに搭乗されるお客様は、小さなお子様からお年寄りまで、老若男女さまざまな方がいらっしゃいます。そのお客様に合ったお声かけやご案内を心がけていますが、最初の頃はなかなか臨機応変に対応できず、反省することもたびたびありました。でも、一生懸命にお客様に向き合った結果、搭乗されたお客様へのアンケートで、「スカイマークを利用して良かったです」「旅の最初から良い思い出ができました」などというお声を頂戴した際は、本当にうれしかったです。そうしてスカイマークがお客様からご評価いただくことに、自分の仕事が少しでも貢献できていることを実感しながら成長できたと思います。

Talk02

3年目で「先任客室乗務員」に。
こんな機会があるのも
スカイマークならでは

入社3年目、私は会社から「先任客室乗務員の資格取得に挑戦しませんか?」という声がかかりました。スカイマークでは、フライトごとに4人のクルーでチームを組んで客室乗務にあたりますが、そのリーダーを務めるのが「先任客室乗務員」。担当するフライトの客室の責任者です。大手の航空会社では、こうしたポジションに就くのに6~7年近くかかるようですが、スカイマークは若いうちからキャリアアップできる機会があり、それも当社で働く大きな魅力だと思います。

会社から声がかかった時は正直、「私に先任客室乗務員が務まるだろうか?」という不安もありましたが、せっかくチャンスをいただいたのだからチャレンジしてみようと決心。必要な訓練を受けるとともに、業務のなかでも不明な点があれば、その日のうちに解決して知識を蓄え、多くの先輩方からアドバイスをもらいながら自分の引き出しを増やしていくことに努めました。

先任客室乗務員の資格を取るためには、厳しい審査をクリアしなければなりません。当時は毎日プレッシャーを感じていましたが、先輩や後輩、同期の皆から激励の言葉をたくさんいただき、何とか乗り越えることができました。合格した時はとてもうれしかったですし、後輩からも「鳥倉さんを見て先任客室乗務員を目指したいと思うようになりました」と言ってもらえて、皆さんの良いお手本になるためにもっと頑張らなければと、仕事へのモチベーションがますます高まりました。

Talk03

より良いチームを作ることが、
より良いサービスにつながっていく

この仕事は毎日いろんなドラマがあります。機内で何か問題が起こった時は、私が先任客室乗務員として責任をもって対応しなければなりません。先日も、運航中にお客様が急病を患い、意識を失われてしまったことがありました。すぐにクルーと協力して酸素ボトルをお客様に装着し、機内で「お医者様はいらっしゃいませんか?」とアナウンスを実施。運よく医師の方がいらっしゃり、お力を借りながら緊急処置を行っていきました。最寄りの空港に着陸することも考え、機長とも連絡を取り合い、幸いにも大事に至らずにお客様を目的地までお運びすることができ、その時は本当に胸をなでおろしました。

こうした突発的に発生する事態にも的確に対応するには、普段からいろんな事態を想定し、自分の頭のなかでシミュレーションしておくことが大切です。この経験を通して、客室乗務員の仕事の重さをあらためて感じるとともに、どんな場面でも適切な判断ができるように自分を高めていきたいと気持ちを新たにしました。また、客室乗務はチームワークが大切であり、良いチームを作れるかどうかも先任客室乗務員の力にかかっています。私はリーダーシップを取るのが得意なタイプではなかったのですが、先任客室乗務員としての責任を果たそうと努力を続けるうちに、チームを率いることが楽しく思えるようになってきて、そこにも自分の成長を感じています。

これからの目標は、先任客室乗務員として誰からも信頼される存在になるとともに、後輩たちが客室乗務員や先任客室乗務員に昇格するための資格を訓練審査するインフライトインストラクターになることです。そうして人材を育てていくことにも関わり、スカイマークで長くキャリアを積み重ねていきたいと思っています。

ONEDAY SCHEDULE

ある日のスケジュール

6:50

始業

乗務するフライトによって勤務スケジュールは異なり、この日は早番で3つの路線を担当。チームを組むクルーたちとブリーフィング(事前の打ち合わせ)を行い、搭乗予定のお客様の情報などを確認。

7:30

神戸~新千歳便乗務

神戸空港から新千歳空港への便に乗務。クルー同士で協力しながらお客様を機内へ安全にご案内し、搭乗完了を機長に連絡して出発。運航中の機内アナウンスも、先任客室乗務員である私の役割。

10:30

新千歳~羽田便乗務

新千歳空港に到着後、お客様に飛行機から安全にお降りいただいた後、機内の清掃を実施。次は羽田空港に向かう便となるためその出発準備を行い、チームで協力しながら作業を進め、お客様をお迎えする。

13:00

羽田~神戸便乗務

この日、3度目の乗務は羽田空港から私のベースである神戸空港へ。運航中は機内でお客様に快適に過ごしていただけるよう、すみずみに気を配りながらお飲み物の提供などサービスに努める。

14:45

デブリーフィング

神戸空港到着後はオフィスに戻り、一日行動をともにしてきたチームのクルーたちとデブリーフィング(振り返りのミーティング)を実施。その日の反省点などを話し合い、次の乗務に生かしていく。

15:00

退勤

一日の業務を終えて退社。スカイマークの客室乗務員は、4日勤務して2日休みを取る勤務形態。オフには月に一度、自社便のフライトに空席があれば使用できる社内制度を利用して、故郷の北海道に帰省している。

CAREER LADDER

経歴

1年目

客室乗務部
初期訓練

最初の2か月間は、客室乗務員に必要な知識や技能を身につける初期訓練を受講。客室乗務員の最も重要な使命は「お客様の安全を守る」こと。火災などの事故発生時の対応、急病人への救急処置、非常用装備品の使用方法など、保安面を中心にしっかりと訓練を受ける。

1年目

客室乗務部
客室乗務員

初期訓練の後、OJTで実際の乗務に従事。所定の審査で合格の判定を得て、客室乗務員として独り立ちする。以降、1日に2~4便の乗務を担当し、多くのお客様と接しながら客室乗務員としてのキャリアを磨いていく。

3年目

客室乗務部
先任客室乗務員

担当するフライトの客室の責任者である「先任客室乗務員」の資格を取得。一緒に乗務するクルーたちを統括しながら、先頭に立って機内の安全を守り、お客様により良いサービスを提供していくリーダーを務め、いっそうキャリアアップしている。

COLUMN

「地域共生」はお客様へのサービスにも

スカイマークは企業ミッションとして、全国ネットワークを生かして就航地の素晴らしさをお伝えし、地域経済の発展に貢献する「地域共生」を掲げています。機内で販売する商品や、サービスとしてご提供する飲み物なども、就航地の魅力を感じられるように工夫しており、現在は機内サービスとして就航地である茨城県産のお茶を提供しています。地域を大切にしているエアラインであり、それもスカイマークが評価される理由だと思っています。

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