PEOPLE & JOB人と仕事
INTERVIEW01
整備士の人員計画を
一手に担い、
スカイマーク品質を守る

総合職(技術系)
整備計画部 整備企画課
力善 将太Rikizen Shota
2017年入社/機械創造工学科卒
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整備計画部のミッションは、スカイマークの運航品質を向上させる整備体制を構築していくこと。なかでも整備企画課は、整備計画や人員計画の策定・管理、整備本部の予算の取りまとめなどを担っている。
Talk01
「自分の性に合っている」と感じて
スカイマークを志望
私は幼い頃から飛行機が好きで、将来は航空業界で活躍したいと思っていました。大学でも航空業界への就職につながればと機械工学を専攻し、就活ではエアライン各社を受験。そのなかでスカイマークを選んだのは、いちばん自分の性に合っていると感じたからです。
私はあまり大集団に属するタイプではなく、学生時代もどちらかといえば小さなサークルで中心的な立場を務め、チームを盛り上げてきました。就職にあたっても、すでに業界のトップクラスにある大企業よりも、まだ完成していない伸び盛りの中堅企業のほうが自分らしく仕事ができるのではないかと考え、スカイマークに注目したのです。当時は経営破綻を乗り越えた直後であり、会社説明会で「新生スカイマークの一期生として期待しています」との言葉を受け、新たな体制のもとで再スタートを切ったスカイマークの成長に貢献したいと強く思いました。また、面接時も学生一人一人にきちんと向き合ってくださり、人材を大切にしている会社だと感じたことも入社の決め手でした。
技術系の総合職として入社後、まず配属されたのはライン整備部。こちらで2年半、現場の整備作業を経験し、航空機についての理解を深めました。その後、間接部門の整備企画課に異動になり、整備士の人員計画に携わることに。スカイマークの間接部門は少数精鋭であり、現在はこの人員計画を私が責任をもって担当しています。こうして若いうちから会社の中枢で大きな仕事を任せてもらえるのも、スカイマークならではだと思いますし、まさに「自分の性に合っている」と実感しています。


Talk02
若手でも堂々と正論を発すれば、
意見が届く
いま私が担っているのは、安全運航に不可欠な整備を行う「人」を最適に配置することで、スカイマークの運航品質を守っていくこと。当社は多くの整備士を抱え、国内の各就航地の空港に配していますが、現場の整備スタッフが有給休暇を取得したり、必要な訓練を受けるために通常業務から離れたりする時は、不足する人員を別拠点から出張で派遣し、十分な体制を維持していかなければなりません。そのための人員計画を立て、整備部門に周知し実行していくことが私の主なミッションです。
人員計画の策定・運用・管理を私に託されており、どうすればより効率的に無理なく整備士を稼働させることができるか、常に考えながら取り組んでいます。たとえば、整備士が定期的に受けなければならない訓練に関しては品質保証部が主管していますが、以前はうまく連携が取れていませんでした。現場の実態をあまり考慮せずに訓練のスケジュールが組まれていたため、適切な人員が配置できずに作業効率が下がってしまう事態に直面。この問題を解決したいと、こちらから品質保証部に働きかけて、毎月訓練に関する情報を共有する場を設けることを提案し、計画策定のプロセスの改善を図りました。
私のような若手でも、あるべき業務の形を説得力をもって訴えれば、社内の賛同を得てスカイマークをより良く変えていくことができる。そこに大変やりがいを感じていますし、頑張って社内を動かした甲斐あって、いまでは人員計画の質が向上し、訓練で現場を離れるスタッフがいても円滑に整備が進められるようになっています。


Talk03
「飛行機を飛ばしている」ことを
日々実感する醍醐味
スカイマークは、社員一人一人に委ねられる業務の幅が広く、いろいろな経験を積めることにも魅力を感じています。私は整備士の人員計画をメインで担当する一方、数年前から採用活動にも携わっています。新卒採用の会社説明会で登壇する機会もあり、スカイマークで働く魅力を学生のみなさんに自分の言葉で伝えていくことにも奮闘中。まさか採用活動に関わるとは思ってもみませんでしたが、こうした経験も私の成長につながっているように思っています。
さらに、新機種の導入や運航便数の増加など、今後の事業計画に合わせた人員計画の策定にもいま取り組んでいます。直近で控えている大きな案件は、次世代機であるボーイング737-8型機の導入。この新たな機材を整備する人員体制の構築が急務であり、社内の関係部署と連携しながら、予定通り滞りなく運航が開始できるように準備を進めています。
私が手がけているのは運航を支える裏方の仕事で、航空機に直接触れるポジションではありませんが、それでも毎日『飛行機を飛ばしている』と実感しながら仕事に取り組んでいます。もし私が適切な人員計画を立てなければ、整備の現場が混乱し、結果として運航に支障が出てしまう。責任はとても重大であり、知人から「何の仕事をされているのですか?」と聞かれた時は、胸を張って「飛行機を飛ばしています」と答えています。スカイマークの一員であることに誇りを感じているので、技術的な視点をもちつつ、これから総合職として経営に関する知識やスキルも身につけ、このエアラインをさらに発展させていくことに貢献していきたいと思っています。

ONEDAY SCHEDULE
ある日のスケジュール
CAREER LADDER
経歴
1年目
ライン整備部
整備作業
技術系総合職として入社した社員は、まずしばらく整備作業に携わり、実際に機体に触れながら、整備の現場がどのように機能しているのかを学ぶ。自分が懸命に整備した航空機が、翌朝、空港から飛び立つ姿を目の当たりにして、あらためてエアラインで働く醍醐味を実感。
3年目
整備企画課
人員計画
3年目の後半に整備企画課に異動し、整備士の人員計画に関わる業務全般を任されることに。スカイマークの全就航地の整備実施体制を維持するために、毎月の出張支援計画の策定や訓練実施日の調整などに従事。より効率的な人員配置に向けた改善に努めていく。
5年目
整備計画部
人員計画および採用活動
整備企画課で人員計画を担当する一方、新卒の採用活動にも関わるようになり、新しいキャリアを得て自分の幅が広がる。これまで人員計画, 採用活動と人員に関わる業務を主に担当しており、この業務を経験した総合職の一人としては会社全体の将来的な人員計画をどう構築していくかということに興味があるので、次のキャリアとしては、本社の人事企画部門などより広い視野で人員に関わる業務に携わってみたいと考えている。
COLUMN
持ち前の機動力でユニークなイベントを実行
スカイマークは風通しが良く、機動力のあるエアラインです。以前、Jリーグチームの天皇杯決勝進出を受けて、チャーター便を運航したことがあるのですが、数日のうちに機材や発着枠、乗務員、地上職員の確保、座席の販売などを各部署で完了。私も整備本部の立場からこのプロジェクトに関わり、元旦の運航にこぎつけたことがありました。このようなイベントが企画できるのも、企画から運航に携わる現業まで一貫してワンチームで行えるスカイマークならではだと思います。


INTERVIEW
Other Contents
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総合職(技術系)運航部 運航技術課
私が解析した航空機の性能データが、
安全運航に直結する -
総合職(IT系)システム開発部
システム開発課自分の思いを乗せて、
スカイマークをITで進化させる -
航空整備士 整備本部 ライン整備部
自分の力を磨き続けて、
オールマイティな整備士に -
客室乗務員
客室乗務部 客室乗務第七課入社3年目から客室の
リーダーとして、全国を駆け回る -
地上旅客職
東京空港支店 旅客課みんなで力を合わせて、
快適な旅をお客様に届ける -
ランプハンドリング職
東京空港支店 ランプ管理課毎日、飛行機に直に関わり、
お客様の笑顔に触れられる仕事 -
パイロット
運航乗員部 乗員第一課 機長一つとして同じフライトはない。
だから挑戦しがいがある