飛行機の上昇・下降時に耳が詰まったり、痛くなったりすることがあります。これは、機内の気圧が変化したために鼓膜の奥にある中耳の空気が膨張・収縮しようとするからです。
飛行中に耳が痛くなった場合は鼻をつまんで唾を飲み込んだり、あくびをしたり、飴をなめてみてください。それでも効果がない場合は、バルサルバ法(いわゆる耳抜き)を行ってみてください。
機材、機内環境などのご紹介をいたします。
B737-800はNG(ネクストジェネレーション)シリーズと呼ばれ、1968年の初就航以来、世界中で親しまれているB737と外観はほぼ同様ながら、B777の技術が多く採用された最新鋭ハイテク機です。翼端から上方に小さな翼(ウイングレット)を伸ばすことにより、航空機の翼端から発生する渦による空気抵抗(誘導抗力)を減らし、燃費の向上、ひいては上昇、巡航性能を向上させる効果があります。
全長 | 全幅 | 全高 | 座席数 | 巡航速度 |
---|---|---|---|---|
39.5m | 34.3m | 12.5m | 177席 | 834km/h |
通常の座席のサービスとなります。シートピッチは広々としており快適にお過ごしいただけます。
スカイマークのPSU(PASSENGER SERVICE UNIT)は、エアコン送風口・FA(客室乗務員)呼び出しボタン・照明ON/OFFスイッチを搭載しております。お客様のお好みに合わせ、ご調整が可能です。
シートピッチとは、前後間隔のことを指します。スカイマークで採用しているシートピッチは、31インチ(約79cm)です。
スカイマークの飛行機には、各座席下にコンセントを装備しています(一部機材を除きます)。
携帯電話やパソコン、ゲーム機等にご使用いただけますので、ご搭乗の際はぜひご利用ください。
通常、飛行機は高度9,000~12,000メートル(30,000~40,000フィート)の成層圏を音速に近い時速900キロで巡航します。
上空は気圧が低いため、機内は与圧されていますが、客室内の気圧は地上より低く、標高2,000~2,500メートルの山(富士山の5合目程度)に登っているのと等しい状況です。
飛行機は振動や揺れが比較的少なく、ご病気のお客様の安静状態を保てるなどの利点もありますが、飛行時間、飛行高度(機内の与圧状態)、気象条件が病状に悪い影響を与える場合もあるため、お客様の症状によってはご利用いただけないこともございます。
ご搭乗に際しては、以下の点をご確認のうえ、体調・持病等に影響が心配される場合は、医師等にご相談ください。
飛行中の機内の気圧は地上に比べて70%~80%に減少し、着陸前の15~30分の間に大きな気圧の変化が生じます。短時間での気圧の変化は、航空性中耳炎や腸管性の腹痛が起こることがあります。
呼吸器の障害、心臓の障害、脳血管の障害や重傷貧血等はいずれも酸素濃度の低下により影響を受けます。また、妊娠後期の妊婦や新生児にも酸素不足が悪影響を及ぼすことがあります。
機内温度は、快適にお過ごしいただけるよう適切に調整されていますが、体温調節のしやすい服装(冷房対策用の上着をお手元にご用意いただくなど)をおすすめいたします。また、座席の上には空調設備として送風口がありますので、お客さまのお好みに合わせて、ご調節も可能です。
湿度は地上に比べ低くなります。
やむを得ず気流の悪いところを通過するときには機体の揺れが生じます。時として大きな揺れになることもあります。
下肢に静脈瘤のある方や手術後の方は下肢の血液のうっ滞により血栓ができやすくなります。
機内ではゆったりした服装をおすすめします
常備薬の機内への携帯をおすすめします
食事、炭酸飲料、アルコールは控えめに
飛行機の上昇・下降時に耳が詰まったり、痛くなったりすることがあります。これは、機内の気圧が変化したために鼓膜の奥にある中耳の空気が膨張・収縮しようとするからです。
飛行中に耳が痛くなった場合は鼻をつまんで唾を飲み込んだり、あくびをしたり、飴をなめてみてください。それでも効果がない場合は、バルサルバ法(いわゆる耳抜き)を行ってみてください。
まず、鼻をかみます。
息を軽く吸い込み、鼻をつまみ、口を閉じて吸い込んだ息を耳の方へ送り込むようにします(あまり強くやらないようにしてください)。
最後に唾を飲み込みます。鎮痛剤をご希望される場合は乗務員にお申し出ください。