1. TOP
  2. 宮古島 大自然に癒やされて

HEALING ISLANDS 大自然に癒やされて

五感で癒やされる、宮古島へ

宮古島は一年を通して温暖で、
真冬でも快適に、心地良く、
ゆったりとした癒しの時間が流れています。
美しい海に癒されながら砂浜で本を読んだり、
風の音を聞きながら満天の星に魅了されたり、
大地の恵み「島野菜」のお料理に舌鼓を打ったり。
この島に来れば、ココロもカラダも緩んで、
自然とチカラが湧いてくるはずです。

島野菜って、なに?

①沖縄の気候・風土に適し、②戦前から食され、③郷土料理に使われている野菜。全ての条件を満たした野菜は、特に沖縄の「伝統的農産物」として、「島野菜」という呼び名で広く親しまれています。栄養価が高く、抗酸化力にも優れていることがわかってきている島野菜。京野菜や加賀野菜などのように、沖縄を訪れたら必ず食べていただきたい食材です。

教えてくれた人

堀 基子さん|野菜ソムリエ上級プロ|

東京から何度も沖縄に通ううちに、沖縄の文化や大自然に惹かれて家族とともに移住(24年目)。本土にはない島野菜の美味しさや奥深さに魅せられて、野菜ソムリエ上級プロ資格を取得し、現在は沖縄の野菜ソムリエ10名のチーム「ベジコラボokinawa」を率いるなど島野菜の普及活動に尽力する。

History 沖縄の養生食として愛される島野菜

古くから沖縄には、ご馳走を食べた後に、「ヌチグスイ(命薬)やっさ」と言う習慣があるなど、食事が命の源であるという考え方があります。琉球王朝時代に編纂された『御膳本草』には、沖縄産あるいは沖縄で入手できる約300品目もの食材が取り上げられ、その中でも島野菜は健康を支える医食同源の食材として位置づけられてきました。

Variety 島野菜は28種類+αとバリエーション豊か

宮古島は沖縄県の中でも島野菜が豊富に採れる産地。特に冬瓜は全国区で有名です。また、宮古島独自の呼称があるのも特色。たとえば沖縄本島では「ゴーヤー」と呼ぶのに宮古島では「ゴーラー」と呼ぶそう。種類も豊富なため、今では各方面の料理人から注目を集めています。

Performance 特に抗酸化力に注目が集まる

その年間量が北海道の2倍程度と言われている沖縄の紫外線に負けないように、沖縄の島野菜には強力な抗酸化作用があることが長年の研究でわかってきました。デトックスや元気をチャージしたい方に食べていただきたい食材です。

採れたての島野菜を美味しく食べられる銘店3選

かま田

宮古島産の粘りに特色のある蕎麦粉「さちいずみ」を使用し、他の食材も宮古島産にこだわり、地産地消を目指している手打ち日本蕎麦の店。島で採れた新鮮な野菜の天ぷらが美味しい「天ざる蕎麦」が人気。

天ざる蕎麦(税込1,200円)

毎朝、自家製粉してすぐの粉を使ったそばは、「挽きたて、打ちたて、茹でたて」の「三たて」でとても香り豊か。沖縄の天ぷらは衣が厚いですが、かま田は本土と同じ薄衣を使用。沖縄でフーチバーと呼ばれるヨモギやゴーヤなどの島野菜を天ぷらにし、沖縄料理を食べ慣れない人でも美味しくいただける味に仕上げています。

フーチバー(ヨモギ) 県外のヨモギと違うニシヨモギ。香りが爽やかで、苦みも少なく柔らかいのが特徴です。お料理の臭み消しとしてよく使われます。βカロテンを大変多く含み、粘膜や皮膚に潤いを保たせてくれるので、ドライアイや唇の乾燥にも良いと言われています。

かま田

●営業時間/11:00〜15:00(L.O.) ※売り切れ次第閉店
●定休日/火曜日・第2第4月曜日
●住所/沖縄県宮古島市平良字下里737-11
●電話番号/0980-72-0296

  • ホームページはこちら
  • Googleマップ

うる

宮古島産の島野菜や、農家から直接仕入れた旬のフルーツをその場でミキサーにかけ提供するフレッシュジュースショップ。素材にこだわりながら、香りや風味に個性がある島野菜を、誰もが飲みやすい配合で生み出すのが店主の腕の見せ所。

島野菜のグリーンスムージー(税込550円)

その日の仕入れで野菜が変わるスムージー。この日は、沖縄ではシブイと呼ばれる冬瓜など6種の野菜を使用。シブイは実を生のまま冷凍して砕くとフワフワの食感に変わり、とろっとした滑らかな口当たりで美味しいです。カリウムが豊富なため利尿作用があり、むくみ解消の効果が期待できます。

シブイ(冬瓜) シブイに豊富なビタミンCは、美肌美白効果の他、ストレスや疲れなどで増え、しわやしみなどの原因にもなる活性酸素を減らす、強い抗酸化作用も持っています。熱に弱いのが弱点ですが、生のままフレッシュジュースにするアイデアは、ビタミンCの損失が少なく、野菜ソムリエも太鼓判の召し上がり方です。

うる (現在テイクアウト専門)

●営業時間/13:00~17:00
●定休日/不定休
●住所/沖縄県宮古島市平良字西仲宗根3-3
●電話番号/080-3953-0141

  • Instagramアカウントはこちら
  • Googleマップ

ツマンデ呑める みやこパーラー ハイサイ!

「半歩進んだOKINAWA FOOD」がコンセプトの創作料理店。全ての料理に島食材を用いながら、沖縄初心者でも楽しめるカジュアルなメニューに仕上げられている。島野菜を、彩り豊かなバーニャカウダに仕立てるなど、素材を活かした創作料理が若い世代から注目を集める。

紅芋とクリームチーズのスイートポテトサラダ(税込680円)

さっぱりとした紅芋はマヨネーズベースでポテサラ風に。にんじん芋はクリームチーズでコクを出し、バルサミコ酢や削りチーズをかけ、甘み・酸味・塩味のバランスを整えています。カシューナッツと砕いたちんすこうをふりかけた食感も面白い!

紅芋 紅芋のきれいな紫色は、すぐれた抗酸化力を持ち、アンチエイジングや生活習慣病予防効果が期待されるアントシアニン由来。白米よりも低カロリーで食物繊維が豊富なため、ご飯に混ぜて炊き込むとダイエット効果も期待できそうです。

ツマンデ呑める みやこパーラー ハイサイ!

●営業時間/17:00~24:00(フードL.O. 23:00、ドリンクL.O. 23:30)
●定休日/月曜日
●住所/沖縄県宮古島市平良下里601
●電話番号/0980-79-6633

  • ホームページはこちら
  • Googleマップ

※各店舗の情報は取材タイミング(2022年9月時点)の内容です。
 メニューやお店の情報は変更する可能性がございます。
 
撮影協力:JAおきなわ/あたらす市場

お土産に買いたくなる島野菜。
沖縄から持ち出せないものもあるのでご注意ください。
詳しくはコチラ

心奪われるような美しい海と星に囲まれて

珊瑚礁に囲まれた宮古島の海は、透き通るような青色。冬は夏よりも透明度が高く、冬だけダイビングに来る人もいるぐらい。下地島空港に近く、日本の渚100選に選ばれている「佐和田の浜」は、飛行機や夕日を眺めながらゆっくり過ごせる場所です。
 
市街地に近い「パイナガマビーチ」も夕日が美しく、また朝からヨガをやっている人もいます。どの時間帯でも綺麗なビーチで、エネルギーを充填。

宮古島は山がなく平坦な地形で、明るい場所から少し歩けば、どこでも360度の大パノラマの星空を綺麗に見ることができます。冬は空気が澄んでいるので、晴れていれば夏以上の星空に出会えることも。
 
下地島空港近くの「17END」で仰向けに寝転がってみれば、目の前の満天の星にきっと身も心もリラックスできるはずです。日本では沖縄以外では見ることができない「南十字星」も冬の期間は宮古島でも見ることができるので、この時期に訪れた方はぜひ探してみてください。

リゾート感満載の下地島空港で寛ぎのひとときを

運航ダイヤの詳細はこちら!

宮古ブルーで出会う旅 スカイマークで