沖縄県宮古諸島の伊良部島・下地島には、
古くから伝わりみなが慣れ親しんだ
郷土料理と泡盛があります。
旧暦のお正月、お盆の時には、
それらを囲んで盛大にお祝いするのが島の慣わし。
みんなでワイワイしたり、祈りのお供えにしたり。
私たち、伊良部島・下地島の人々の暮らしに根ざした
リアルな食文化をご紹介します。
年中カツオが捕れ、沖縄県下1位の漁獲量を誇る、伊良部島・佐良浜漁港。
カツオ漁は、昔からこの島の発展を築いてきた重要産業で、
私を含め島の人々はカツオに育ててもらったも同然。
カツオはタタキで食べるのがポピュラーだと思いますが、
ここ宮古諸島では新鮮な刺身のまま食べられるんです!
味や歯ごたえもとても良く、観光客の方も驚く逸品。
地元の家庭では当たり前のさっぱりとした“酢醤油”でぜひ召し上がってください。
生のカツオを燻製し、食糧が乏しい時代に保存食として活躍した「なまり節」も、
ほぐすとカツオ本来の香りが広がり、とても美味しいです。
カツオ海鮮丼
おーばんまい食堂
佐良浜漁港の伊良部漁業協同組合直営の食堂。獲れたてのカツオやマグロの刺身を載せた海鮮丼が人気。
- 住所/宮古島市伊良部字池間添248-37
- 電話番号/0980-79-7677
- 営業時間/11:00〜15:00
- ラストオーダー 14:30
なまり節
友利かつお加工場
手間暇かけて燻製にしてカツオの旨味を凝縮した「なまり節」。製造工程の見学を予約で受け付けています。
- 住所/宮古島市伊良部字池間添249-1
- 電話番号/0980-78-5778
- 工場見学可能時間/
11:00~12:00、13:00~14:00
なまり節サンドイッチ
下地島空港ターミナル内カフェ
「coral port Grab & Go」
ここでしか食べられないなまり節のサンドイッチ。帰る前にぜひご賞味を。
- 住所/宮古島市伊良部佐和田1727蕃地
みやこ下地島空港ターミナル
- 電話番号/0980-78-6603
- 営業時間/9:00〜19:00
宮古諸島の人はよくお酒を飲みますが、中でも伊良部島の人はお酒好きで有名。
特に「宮の華」という泡盛は、伊良部の食卓には当たり前のようにあって、なくてはならないもの。
社長と杜氏が共に女性という珍しい酒蔵で作られており、口当たりはなめらかで女性でも飲みやすい。
作り手さんの思いがこもった逸品です。ぜひ味わってみてください。
宮の華酒蔵
- 住所/宮古島市伊良部字仲地158番地1
- 電話番号/0980-78-3008
- 直売所営業時間/平日 9:30〜17:00
島のガイドと町を一緒に歩く「ずうずうぱるんかい」。
「ずうずう」=「さあ、行こう」、「ぱる」=「畑」という意味で、「さあ、畑に行こう」という、
伊良部島の食文化体験ツアーです。
食べ物が少なかった時代に実際摘んで食べていた野草や、
佐良浜漁港で獲れたカツオをしゃぶしゃぶにしたり、
天ぷらにしたり、刺身にして、最後にみんなで「いただきます!」。
島の食文化を学びながら実際に作って食べられるので、
日本だけでなく海外の旅行客の方にも人気のツアーです。
宮古島ひとときさんぽ
- 住所/宮古島市平良久貝870-1 島の駅みやこ内
宮古島ひとときさんぽツアーデスク
- 電話番号/0980-73-7311
[参加条件等]
- 1名150分/¥7,000(摘み草まち歩きガイド代、野菜収穫代、郷土料理体験ランチ代、保険代、税込)
- 最少催行人数=2名
- 前日の17:00までに電話予約要
- 集合時間 11:00(摘み草まち歩き~畑収穫体験~郷土料理体験ランチ)
- 集合場所 伊良部島「ダキフガー」バス停(住所:宮古島市伊良部字伊良部)
澄み渡るアクアブルーとスカイブルーが交差する伊良部大橋。
その目と鼻の先にあって、島グルメやショッピングを楽しめるのが「いらぶ大橋 海の駅」です。
旅の思い出の特産品や島の人に親しまれる逸品、かわいい雑貨などを手にとって見てくださいね。
絶景の前で写真撮影もお忘れなく。
“ジャリジャリ”の
砂糖がクセになる!?
宮古島のご当地パンと
言えば、このパン。
もちごめをドリンクにして
食紅で色付けした
「ピンクのげんまい」も
ぜひ試してみて。
いらぶ大橋 海の駅
- 住所/宮古島市伊良部字池間添1092-1
- 電話番号/0980-78-3778
- 営業時間/1階(売店) 9:00〜18:00、
2階(レストラン) 9:00〜18:00
- ※2階(レストラン) オーダー 11:00〜、
ラストオーダー 16:30