縁結び縁結びの橋をめぐる
五大堂(すかし橋)
慈覚大師の手彫りと伝えられる五大明王が安置されていることから「五大堂」の名で呼ばれるように。
2 つのすかし橋が島への唯一の道すじで、この橋を通り身を引き締めてからお参りを、ということのようです。
お堂周辺から行き交う遊覧船や美しい島々が見晴らせるビュースポットでもあります。
福浦島・福浦橋(出会い橋)
五大堂のすかし橋は「縁結び橋」、雄島の渡月橋は「縁切り橋」、そして福浦橋は「出会い橋」と呼ばれています。
全長 252m の鮮やかな朱塗りの橋を海風を受けながら渡ります。
福浦島は全島が県立自然公園に指定されていて、四季折々に250 種以上の草木が生い茂ります。遊歩道が整備されているので、気軽に散策が楽しめるのも魅力。
雄島
『新古今和歌集』で歌枕として詠まれ、芭蕉の『おくのほそ道』にも登場する雄島。
瑞巌寺の僧侶が修行に励んだ地には仏像や石碑が多く見られ、国重要文化財・頼賢碑も建てられています。
島へは「縁切り橋」といわれる朱塗りの橋・渡月橋を渡ります。悪縁を絶った晴れやかな気持ちで、静かに松島の海を眺めましょう。